
メスのクワガタの寿命はオスと比べて短い?!
子供のころ、森や林にクワガタを取りにいったり、ホームセンターに売っていたりしていましたが、
最近ではクワガタ専門ショップやオンラインショップ(ヤフオクなど)で購入する人が増えてきているそうです。
クワガタを飼育していて、オスの方が身体も大きく丈夫に見えるため、オスの方が寿命が長いイメージを持つ方が多くいます。
実は、オスもメスも基本、寿命は同じです。
しかし、様々なケースで寿命が伸びたり、縮まったりするのでその例を簡単に紹介していきたいと思います。
国産クワガタの平均寿命一覧
名前 | 寿命 |
オオクワガタ・コクワガタ | 2〜3年 |
アカアシクワガタ | 1〜2年 |
ノコギリクワガタ | 3〜5ヶ月 |
ミヤマクワガタ | 3〜5ヶ月 |
アマミシカクワガタ | 3〜5ヶ月 |
このように、同じクワガタでも寿命の長さはかなり違います。
上記の寿命一覧は、クワガタの成虫が活動開始(後食開始)してからの寿命です。
クワガタを長生きさせるためには?
- 温度管理
- 湿度管理
- 個別での飼育
基本、この3つを正しく理解できればクワガタをより長生きさせる事ができます。
1.温度管理
クワガタは、夏場に活動するので暑いのが好きというイメージがあるかもしれませんが、意外とそうではありません。

名前 | 飼育適性温度 |
オオクワガタ・コクワガタ | 20℃〜28℃ |
アカアシクワガタ | 20℃〜28℃ |
ノコギリクワガタ | 20℃〜28℃ |
ミヤマクワガタ | 18℃〜23℃ |
アマミシカクワガタ | 20℃〜28℃ |
飼育する適性温度はこのようになっています。
夏場の飼育は特に注意が必要で、30℃以上になってしまうとかなり危険です。
特にミヤマクワガタは、標高が高く涼しい場所に生息しているため暑さには弱く、最高でも25℃前後を目安に飼育してあげましょう。
しかし、全て国産のクワガタなので冬場は、冬眠するため5℃以下にならなければ大丈夫です。
ここでのクワガタを長生きさせるためのポイントは、適性温度の中でもできるだけ涼しくしてあげる事です。
例えば、オオクワガタだと24℃前後が活動が一番活発になります。
活動が活発になるとその分、クワガタが老化してしまうので長生きさせるには活動できる温度でできるだけ低温度を目指すのがベストです。
2.湿度管理
次に、湿度管理です。
湿度管理といっても私自身、今は何%などと細かくは気にしていませんが
飼育温度が30℃くらいになってしまう場合は、できるだけ湿度を下げるために乾燥気味にします。
逆に、冬場などの寒い場合はこまめに霧吹きなどで加水してあげて湿度を保ってあげています。
夏場でも25℃前後の涼しさなら適度に霧吹きをしてあげましょう。
3.個別での飼育
最後に個別での飼育です。
オスとメスを一緒の飼育ケースに入れると最悪の場合、オスがメスを殺してしまう事があるので繁殖させる時以外は、別々の飼育ケースに入れてあげましょう。
また、繁殖期に一緒の飼育ケースに入れておくと、ほとんどの確率で、交尾するのでオスもメスも体力を使ってしまい、★になる事があります。
特に交尾の際は、オスの方が体力を使うので、その際に★になる場合が多いです。
メスは、産卵する時に一番体力を使うと言われているので、長生きさせたい場合はメスが産卵しないよう、産卵木を入れない、マットを浅くするなどの対策をした方が良いかもしれません。
クワガタ愛が伝わってきますね。
クワガタは飼育したことがありませんが、カブトムシは幼い頃飼っていました。
今のようなゼリーの餌なんかがなくて、スイカを入れたりしていましたね。